薬害エイズ和解記念集会
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 理事長 藤原康弘 様
薬害エイズ裁判から26周年を迎えるに際し、被害にあわれ、亡くなられた方々に深い哀悼の意を表すとともに、現在も被害に苦しまれている方々に、お見舞いを申し上げます。
PMDAにおける救済業務につきましては、副作用等に苦しむ患者さんを一人でも多く救うことができるよう、令和元年より「健康被害救済制度の運用改善等に関する検討会」を開催して有識者に議論をしていただき、その検討内容のとりまとめを行いました。今後は、このとりまとめに掲げられた運用改善策に沿って、様々な施策に取り組んでまいります。
HIV事件をはじめ過去の薬害を風化させることなく、患者さんの安全性確保を最優先に、改めて、気持ちを引き締めて審査・安全・救済業務に携わってまいります。