国立病院機構仙台医療センター　院長　上之原広司　様

薬害エイズ裁判和解26周年記念集会の開催にあたり、これまで亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。また、病とともに過ごされている被害者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

現在、新しい研究班等において、被害者の悪性腫瘍や合併症に関する知見が蓄積されてきております。これらの情報を踏まえ、仙台医療センターでは「検査入院」をはじめとするHIV長期療養支援室での取り組みを更に前進させてまいります。

今後とも当院は東北のブロック拠点病院として、関係各所と連携しながら、被害者の皆様お一人おひとりに寄り添う救済医療の提供を、全診療科、全職員で取り組んでまいります。