衆議院議員　枝野幸男　様

薬害HIV裁判の和解後25周年の日にあたり、亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、今なお被害に苦しまれておられる皆様にお見舞いを申し上げます。

薬害HIV問題に関わったことは政治家として、私の原点の一つであり今に至る政治活動に大きな影響を与えるものでした。

本問題を契機として行政の一層の公正性、透明性を求めるとともに情報公開制度の重要性を訴えて参りました。その結果として関係各位のご尽力により種々の法整備や制度が講じられて参りました。

そして和解成立から25年が経過致しました。しかし、決して風化させるとなく、このような不幸な問題が再び起こることがないよう不断の努力を続けていかなければならないと改めて決意を新たにしています。

これからも皆様方と手を携え最善を尽くすことをお誓い申し上げ、記念集会に寄せるメッセージと致します。