メモリアルコンサート
【コンサート】第19回はばたきメモリアルコンサート 開催のお知らせ
第19回目となるはばたきメモリアルコンサートを、下記の日時、会場にて開催することが決まりました。
ある被害者と音楽家の出会いをきっかけに始まったこのコンサートは、薬害エイズ事件で犠牲になった方々への追悼と被害を知らない若い世代に被害の実態と教訓を伝えていくことに主眼をおいています。
出演は、チェンバロの平澤匡朗さんとヴァイオリンの鈴木千保さん、向山敦子さん、ヴィオラの松実健太さん、チェロの久武麻子さんです。また、今回も被害者有志による合唱を行います。昨年コンサート終了後から、今年に向けてずっと練習を続けてきました。こちらもお楽しみに!
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
●日時:2024年11月8日(金)午後6時30分から8時30分
●会場:王子ホール
東京都中央区銀座4丁目7番5号
●入場料:一般4,000円 学生2,000円
※全席自由。賛助会員の方は3,500円です。
チケットのお求めは、直接はばたき福祉事業団までご連絡ください。
●動画で紹介
練習風景:ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』から」 new!!
練習風景:ドビュッシー「月の光」 new!!
練習風景:クライスラー「愛の喜び」 new!!
練習風景:日本の歌メドレー「赤とんぼ」 new!!
01.チェンバロの魅力:ピアノの祖先と言われるチェンバロを知っていますか?
02.ビバルディ「四季」:ビバルディの生涯と名作ヴァイオリン協奏曲を紹介
03.メッセージ&演奏曲紹介:チェンバロの平澤さんとヴァイオリンの鈴木さん
04.練習風景:ヴィヴァルディ「四季」春から第一楽章
05.挨拶:出演者全員からの挨拶
06.練習風景:ヴィヴァルディ「四季」春から第一楽章
07.練習風景:シュトラウス「春の歌」より抜粋
●プログラム
【前半】
チェンバロ
バッハ:フランス組曲から
弦楽四重奏
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」から
弦楽四重奏+チェンバロ
ビバルディ:四季より秋・冬・全楽章と春から第一楽章
【後半】
弦楽四重奏
シュトラウス:春の歌
ドビュッシー:月の光
ブラームス:ハンガリー舞曲
クライスラー:愛の喜び
日本の歌メドレー:赤とんぼ、もみじ、故郷
はばたきによる合唱 new!!
チューリップ:切手のないおくりもの
Amazing Grace
みんなで合唱 new!!
上を向いて歩こう
※演奏曲目に変更があることがあります。
●出演者
●チェンバロ:平澤匡朗(ひらさわ・まさあき)
GPAダブリン国際ピアノコンクール特別賞受賞。ダブリン、ウィーン、ドイツ、ルーマニア、上海、ミャンマー、インドネシア等国内外で独奏者、室内楽奏者として活動。1996年より《AllegroVivoオーストリア国際室内楽音楽祭》公式伴奏者を長年務め、多数の海外若手ヴァイオリニストと共演。現在、愛知県立芸術大学および洗足学園音楽大学講師。チェンバロ奏者、指揮者としても活躍。
●ヴァイオリン:鈴木千保(すずき・ちほ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学演奏学科卒業後、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に入学。その後ナミュール音楽院IMEPに編入し2005年にグランドディスタァンクション賞を受賞して首席で修了。ベルギーではティリオネ財団より奨学金を授与。日本在学中からJ.M.L.セミナー入野義郎音楽研究所主催による独日交流会のメンバーとしてドイツ各地で演奏会を行い、留学中にも室内楽団のメンバーとしてヨーロッパ各地のフェスティバルに招待されるなどして演奏活動を行う。日本を拠点に演奏活動を行い、昭和音楽大学講師を務め、2011年4月からは“リリウム カルテット”(弦楽四重奏団)を正式に結成して活動を始める。現在、桐朋学園大学付属子供のための音楽教室で後進の指導にもあたっている。
●ヴァイオリン:向山敦子(むかいやま・あつこ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部奨励賞受賞、第50回同コンクール高校の部第2位。川崎市第2回ひろば賞コンクール研究賞受賞。新進音楽家演奏会第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門入選。これまでにヴァイオリンを藤家櫻子、森川ちひろ、辰巳明子の各氏に、室内楽を小林健次、安良岡章夫の各氏に師事。ソロ、室内楽、オーケストラなどで演奏活動をする一方、後進の指導にあたっている。
●ヴィオラ:松実健太(まつみ・けんた)
桐朋学園大学を経て、英国王立音楽院首席卒業。1994年「ターンブリッジウェルズ国際コンクール(英国)」弦楽器部門優勝。「第5回ライオネルターティス国際ヴィオラコンクール英国」第2位と特別賞を受賞。同コンクールでは審査員も務めた。英国王立音楽院より「アソシエイト」の称号を授与された。現在、日本を拠点に活動する。これまでにソロCDを4枚リリースされ高い評価、番組「クラシック倶楽部」、「ぴあのピア」などに度々出演、第4回より「高松国際ピアノコンクール」セミファイナル室内楽奏者(ピアノ四重奏)を勤めている。八戸イカール国際音楽祭アーティスト。現在、昭和音楽大学、東京芸術大学で後進の指導にもあたっている。
●チェロ:久武麻子(ひさたけ・あさこ)
10才より故井上頼豊氏に師事。桐朋女子高等学校及び桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科を経て渡仏し、フランス国立ボルドー音楽院にてエチエンヌ・ベクラール氏のクラスで学び、一等賞で研究科を修了、同時に奨励賞を受賞する。また在学中にはピアノトリオを結成し、サイモン・ルベンス氏の室内楽クラスにて審査員満場一致の一等賞の成績を修める。2003年夏に帰国後は日本を中心に演奏活動を始める。苅田雅治氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏講師及び尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師。