Pick up!血友病
Q12の回答
大きな医療機関は、元来が、入院患者さん中心の臨床をしていることが多いので、頻繁な外来通院になるリハビリの通院は、病院の方針で実施していないこともあります。また、訓練場所から会計までなどの院内の移動が長距離であることも多いです。診療情報提供書を書いてもらって、地域の整形外科クリニック等に通院するのは良い方法で、そのようにしておられる方はいます。夕方や土日に利用できるなど、お仕事との両立もしやすいことが多いです。ただ、そのクリニックが、血友病症例に慣れていない可能性や、自立支援医療指定機関も手続きをまだしていない、など、事前にメディカルソーシャルワーカー同士で打ち合わせをしてもらったほうがスムーズであることが多いようです。また、運動器疾患のリハビリテーションでは、手術をしたりイベントが起こったりしてから150日が標準算定期間とされています。その期間中に、自主トレが継続できるような状況や習慣を作っておくのが望ましいです。(「標準」算定期間ですので、リハビリテーションを継続することによる改善が見込まれると医師が判断し、継続する場合もあります)