Pick up!血友病
Q11の回答
人工膝関節の屈曲は120-130度、人工股関節の屈曲は90度と言われています。しかし、術前の可動域制限が強い状態が長い症例では、筋肉やすじ、靱帯などが短縮していたり関節包の癒着があったりして、関節を人工関節に変えても、術後の可動域が不良のことがしばしばです。手術のあと、退院後も、可動域を改善するリハビリテーションを継続する必要があります。通院して療法士に可動域訓練をしてもらうほかに、自主トレやストレッチを教わって自宅で継続的に実施してください。
膝関節がほとんど曲がらない場合での足の筋肉のつけ方ですが、関節痛が生じなければ、現在動く範囲内で、抵抗に抗して力を入れる、という方法があります。抵抗としては、押さえる/何かに押し当てる/ベルトで固定する 等があります。自分に合った具体的な方法を、理学療法士さんに教わると良いでしょう。また、電極を腰や脚に巻き付けるベルト電極を使用するベルト電極式骨格筋電気刺激機器を用いて、筋収縮を促し、筋力を鍛える方法もあります。