〖英GSK 血小板減少症治療薬「エルトロンボバグ」、C型慢性肝炎の血小板減少症治療薬として欧米で適応症追加申請〗
HOME > はばたきインフォメーションスクエア > 研究・その他医療情報 > 肝炎・肝硬変・肝移植
- 2012.6.24
≪英GSK 慢性突発性血小板減少性紫斑病の治療薬「エルトロンボパグ」
C肝患者の血小板減少症改善向けに、欧米で適応追加申請≫
英グラクソ・スミスクラインはこのほど、「エルトロンボパグ(一般名
、日本・欧州製品名「レボレード」、米国製品名「Promacta」)について、
C型慢性肝炎患者の血小板減少症改善の適応追加を5月下旬に欧州医薬品
庁(EMA)と米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。
同剤は慢性突発性血小板減少性紫斑病の治療薬として、日本を含む88ヶ
国で承認されている。C型慢性肝炎患者の血小板減少症改善の適応につい
ては、日本では臨床第2相試験中だ。
(平成24年6月11日付 「日刊薬業」より)
※C型慢性肝炎患者の血小板減少やインターフェロン治療で血小板が低
下しがちな場合に、早くに「エルトロンボバグ」の使用を待っていた。
C型肝炎治療が大きな課題となっている昨今で、適応外使用でも使いた
いという患者はいる。現に問合せが当事業団にもある。
欧米では適応追加申請されたが、日本は2相段階で承認までどのくら
いかかるのか。
早期の承認により、治療の機会を逸する患者が出ないようにして欲し
い。