≪ 7月28日の世界肝炎デーを、日本でも「日本肝炎デー」と制定 ≫
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- 2011.8.31
【 厚生労働省協議会 日本肝炎デー(7月28日)制定で一致 】
厚生労働省の肝炎対策推進協議会(会長=林紀夫・関西労災病院長)は
8月29日、2010年に世界保健機関(WHO)が世界肝炎デーを制定したこと
を踏まえ、日本でも「日本肝炎デー」を制定し、肝臓週間との連携を図り
つつ普及啓発を行っていくことで一致した。日本肝炎デーは世界肝炎デー
と同日の7月28日とした。
同協議会で、厚労省は8月25日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会
で田辺三菱製薬のC型慢性肝炎治療薬「テラビック錠250㎎」(一般名=
テレプレビル)の製造販売承認が了承されたことを報告した。
天野聰子委員(日本肝臓病患者団体協議会)の「テラプレビルの3剤
併用療法は医療費助成の対象となるのか」という発言に対して、健康局
肝炎対策推進室の神ノ田昌博室長は「テラプレビルが承認された上で、
肝炎治療戦略会議で専門家に政策上の有効性を判断いただいて、省とし
て助成対象とするか検討したい」と応じた。
(平成23年8月31日付 「日刊薬業」から)