世界肝炎連盟ニュース 2013年9月第10号
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- 2013.12.10
世界肝炎連盟新メンバー
資金収集活動の新しい事務総長にポール・ターナー氏を世界肝炎連盟チームに迎えます
恒例のヘルス・ミーテイングで彼といっしょに仕事をするのは楽しみです。
健康に関する会議(非公式)
薬価を妥当なものにすることに関して、大幅な介入をおこなうと欧州評議会のベルギーからの提案により、肝炎連盟は、欧州で薬と開発のために可能な資金を集めて総合的なプロセスの立ち上げるため、ブリュセッルの会合に参加しました。新たな取り組みに関しては、次号のニュースでさらにお分かりになると思います。
世界肝炎連盟 初めてミャンマー訪問
肝炎連盟は、長い間、ミャンマーと間により密接な関係を結びたいと願っていました。ミャンマーのB型肝炎の感染率は10%、C型肝炎の感染率は7%となっており、世界の中でも、もっとも有病率が高い国のうちのひとつです。したがって、肝炎連盟会長のチャールズ・ゴア氏がミャンマーの肝臓財団およびミャンマーの保健省、Pe Thet Khinに訪問し、ウイルス性肝炎を撲滅するためにミャンマーの戦略について話し合いをもつことは喜ばしいことです。
会議の中で、ミャンマーの市民社会グループやミャンマー保健省の決定が、国家レベルおよび世界レベルで肝炎と戦うことに尽力をつくしていることが示されました。肝炎の全貌を明らかにするために、国際行動をとる際の力強い支援者となっています。世界肝炎連盟の訪問団は、ミャンマー中心メンバーの関係者と協力するためのきっかけをつくり、ミャンマーでのウイルス性肝炎の克服を手助けするため彼らと一緒に仕事をしていくことを楽しみにしています。ミャンマーの患者連帯デーのイベントは、2013年10月30日に行われました。
地平線でのイベント 肝炎患者連帯デー 2013年10月30日
患者の権利に対して注目を集めて国民の意識を構築し、患者中心の医療の支援をする必要があると感じているケニアやウガンダで患者支援運動によって新たな取り組みが始まりました。
患者団体の国際組織の主導で、この日は、医療専門家、医療関係者、政策立案者、監視官、肝炎コミュニテイーの指導者や他の医療関係者、患者団体とともに手を取り合い、患者中心の医療による健康転帰がいかに改善するかについて考えることになるでしょう。
世界肝炎連盟事務局では、こうした会合が、健康転帰と医療の質を改善し、アフリカの保健システムが、より患者中心に向かうように行動が起こることを期待しています。
これらの情報に関しては、psd@patientsorganizations.org 宛に連絡またはwww.patientsolidarityday.org ご覧ください。
世界肝炎連盟の次回選挙の指名
世界肝炎連盟の会長のための2014-2018年の指名プロセスをはじめています。連盟に属するどのメンバー、投票権を有する人、あるいは投票権のない方でも、会長になることは可能です。会長指名の募集は、10月1日からはじまります。世界肝炎連盟メンバーのどなたでも会長候補の表明、選択基準、指名形式を経ます。指名された候補者は、経歴や役割への詳細な適性評価度入れ、意欲的に仕事をすることを求められています。理事会は、候補者を評価し2月にインタビューをおこない、選択委員により新しい会長は、2014年2月28日に選出されます。
世界肝炎連盟の現会長
チャールズ・ゴア氏
世界肝炎デー最新ニュース
本年度の世界肝炎デーは、大成功のうちにおわりました。現在、我々は、2013年のキャンペーンからいくつかを共有することが可能です。
三猿の動画は、212国で放映され、全部で116万ビューとなりました。これは、我々の予想をはるかに上回ることになりました。この動画をみてくれた人、全員に感謝したいと思います。本年度、三猿のキャンペーンを45国に227組送りました。キャンペーン写真への大きな反響がありました。596枚の写真が、オンライン・ギャラリーにツイートされ、280枚の写真が、アップロードされました。アフリカでは、413万ものテキスト・メッセージがアフリカ各国に送られ、3億6800万枚以上、アフリカのラジオ・キャンペーンや国際的なラジオ局を通じて伝えられました。世界肝炎デーのメッセージを遠くの地域に支援するために本年度のキャンペーンに協力してくれた人々に感謝します。
我々の世界肝炎デーの要約レポートは、9月末に公開され、各国で行われた全てのWHDのイベント、ワークショップ、スクリーニング、トーク・ショー、市民参加マラソン、ポスター・キャンペーン、フラッシュ・モブ、コンサート、サイクリング、デモ、討論会などと平行して本年度の統計を発表しました。