世界肝炎連盟ニュース 2014年1月第14号
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- 2014.5.19
新年あけましておめでとうございます
世界肝炎連盟から新年あけましておめでとうございます。今年度は、世界各国で肝炎に対して偏見をなくしてもらうことに大きな期待をしています。世界的な規模でたくさんの機会があり、最新の状況にあうように尽力し、2014年度の世界肝炎連盟の世界チームに参加していきます。
パキスタン訪問
パキスタン肝臓疾患研究協会からの招待により、世界肝炎連盟は昨年度12月に医学会議に参加し、今までお会いした中でも飛びぬけて熱心に、情熱的かつ積極的な医学スタッフの何人かと会いました。医学業界からも支援を得ており、信じられないほど歓待をうけています。患者グループは、支援運動活動にたいへん献身的なメンバーがいます。一方で、保健省とミーティングをおこない、WHOと積極的に肝炎の問題や技術的な援助グループの参加に関して、大きな修正事項を話しあい、ウイルス性肝炎対策実行の手助けをおこないます。
次の課題
2014年世界肝炎デーをより更新していき、新しい肝炎決議に関して最新情報をお知らせしていきます。世界保健機関の幹部会合ミーティングで話し合いをおこないます。
第1回パン・アフリカン・ワークショップ
ウイルス性肝炎はアフリカの人口の10%に影響を及ぼしています。肝がんがこの地域に住む男性では、がんの主な原因となっています。
しかし、ここでおこなわれた議論は、世界各国でみてきたものと同じものです。どの国でも政策提言者は、肝炎ウイルス蔓延に対して目をつぶってきました。1月17-19日はコートジボワールで、我々は、ウイルス性肝炎に対しては、地域全体での共闘を目的として最初のアフリカ人メンバーによるワークショップを開催しました。多くの出会いの機会をつくることで、各業界での専門家と議論をおこないました。地域を通じて有機的な結びつきを作りながら、参加者は、予算獲得、キャンペーン・スキルを訓練しました。週末には単に会合や学習だけをしていただけではありません。参加者は、ウイルス性肝炎に関するパン・アフリカの患者組織を作りあげるためにこの機会を利用しました。全てのアフリカ政府に明確な目的と結果と共に国をあげての肝炎対策をおこなうことを要望します。本宣言は、保健省や世界保健機構のアフリカにある全てのオフイスに提出しました。
シャドー・ポリシー・レポート:あなたの意見をお待ちしています
昨年度、我々は世界各国の保健省に、ウイルス性肝炎予防と制御の政策に関して研究調査を完璧にすることを求めました。本結果は、世界中でのレポートであり、相互のウェブサイトでオンライン上での利用が可能です。そのことは、政府が行っていることを示しており、他の国といかに比較するかということです。市民社会の現場での実際の状況に関する意見を提供するために、市民社会に対してドアを開いています。あなたの国では、このことは十分に行われていますか?国家的な戦略があると言うことが出来ますか。おそらく、あなたの政府は研究を十分におこなっていません。どのような場合でも何がおこっているかに関しては、あなた方から提出された情報・調査を満たすことはありません。不満足な点に関してシャドー・レポートを作成するために、あなた方の意見を採用する予定です。市民社会と政府が患者のための生活を向上するために共にする場です。メンバーグループあるいは、市民社会グループの一員ならば、世界肝炎連盟は参加する機会を提供するために電子メールを数週間以内に送ります。政府が述べたことを振り返ってもらうためにウェブサイトをご覧下さい。
2014年1月に世界保健機構役員会議開催、2014年の優先事項を決定
ウイルス性肝炎が緊急のリストに挙げられていることを認識してもらうため、肝炎連盟は新たなウイルス性の肝炎決議のための提案をおこないました。政府からの援助は多額なため、ウイルス性肝炎の会議は数日間準備しました。EB会議の最初の日に再び優先事項の決定を行いました。世界各国からの保健大臣がウイルス性肝炎について議論し働いています。行動と目的をもちながら実行しています。次の電子版の機関紙では、会議の最新事項を更新していきます。最終的な決議が2010年にウイルス性肝炎について通過しました。その結果、最重要課題として政府に対してウイルス性肝炎を世界中に提言することになり、包括的な方策の必要性を明確な目的と計画のもとでおこなう必要性を感じています。決議内容については世界肝炎連盟のウェブサイトで閲覧可能です。