7月28日 『世界肝炎デー 2012』、日本で初めて開催 各地でイベント行事行われる
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- 2012.8. 9
「7月28日 『 世界肝炎デー/日本肝炎デー 2012 』 肝炎デー記念イベント各地で開催
薬害HIV感染被害者もほとんど人がHCVも感染 HIV/HCV重複感染被害の問題を世界肝炎
連盟 チャールズ・ゴア会長も認識、はばたきも連盟加入へ」
厚生労働省は、今年からWHOの「世界肝炎デー」にあわせ、7月28日を「日本肝炎デー」と
定めた。「日本肝炎デー」設置は昨年5月の肝炎対策基本指針で決定していた。
なお、「世界肝炎デー」は、HBVやHCVの世界的認識を高め、[ 予防 検査 治療 ]を
促進・啓発する目的を掲げたWHOが認定した世界的記念日。運営は世界肝炎連盟(World
Hepatitis Alliance)が2007年から行い、2010年にWHOが世界啓発の日の一つとして認めて
いるという。
7月28日は日本各地で記念イベントが行われた。
前日、27日午後、世界肝炎連盟のチャールズ・ゴア会長がはばたき福祉事業団に来られた。
私たちが抱えるHIV/HCV重複感染の問題、また同じ感染症としての偏見・差別等を克服する社
会的問題など、会長からもたくさんの質問が次々と出された。はばたきが取り組んでいる医療
や就労・障害者認定などの説明し、また被害者の肝炎治療や手当の問題などを説明した。ゴア
会長のおひざ元、英国の薬害HIV感染被害者の現状も聞くことができ、やはりHIV/HCVの問題が
深刻だとわかりました。約1時間の交流でしたが、世界肝炎連盟加入を勧められ、快諾させて
いただきました。
HIVもそうですが、HCVなどウイルス性肝炎も、みんなが正し知識で、偏見差別のもとの
『見ざる、聞かざる、言わざる』を払拭して行こうと!
検査して事実を知り、治療を早くして、肝硬変・肝がんへの進行を予防するよう周知に努めて
いる。全世界では、約5億人の人たちがHBVやHCVに罹患していて毎年150万人がウイルス
性肝炎で亡くなっているといわれている。医療の質を高め、更に有効な製剤の開発も促すこと
も目的としている。