東北・関東大震災、被災地のみなさまにお見舞い申し上げます。抗血友病製剤やHIV治療薬で入手困難や心配なことがありましたらご連絡ください。
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- 2011.3.16
3月11日、午後2時46分、巨大地震が東北・関東地方を襲いました。
はばたき福祉事業団としてフォローしている薬害HIV被害者の方々の中にも、東北から北関東の太平洋沿岸近くに居住している方が少なくありません。
東京でテレビに見る映像は、刻々と深刻な事態になっていく様子ばかりです。
本当に心刻まれる思いで、何も出来ないもどかしさでいっぱいでした。
まだ消息の確認できない方たち、はばたきでも未だ確認が出来ない仲間がいます。
どうか皆さんの無事を祈っています。
現在、薬は流通の問題など品薄でもあります。病院によっては2週間処方にして、長期処方を自粛している方向です。薬を大事に使って下さい。
但し、抗HIV薬は1日の服薬量は決まっていますので、半分にして延ばすなどの自己判断は耐性をつくってしまうリスクがあります。
薬が手に入らない時の休薬については、主治医に相談して下さい。
また、この情報はエイズ治療・研究開発センターのホームページ
http://www.acc.go.jp/client/client_news.htm
を参照して下さい。
血友病の方の、凝固因子製剤は、日赤製剤の場合は緊急車が配送します。
詳しくは、主治医にご相談し、日本赤十字社血液センターや、日本赤十字社本社血液事業部にお問合せ下さい。
被害者の方、治療をしているHIV感染者の方、東北ではブロック拠点病院「国立病院機構・仙台医療センター」は専門外来で治療を行っていますのでご安心下さい。
また、HIVや薬害HIV被害者のナショナルセンターの、エイズ治療・研究開発センター(ACC)へお問合せ下さい。
地元で薬の不安がありましたら、仙台医療センターの専門外来やACCケア支援室、はばたき福祉事業団までご相談下さい。
【連絡先】
・独立行政法人国立病院機構「仙台医療センター」エイズ専門外来
電話番号:022 293 0668
・エイズ治療・研究開発センター(ACC)ケア支援室
電話番号:03 5273 5430
・社会福祉法人はばたき福祉事業団
相談電話:03 5228 1239