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北海道内の『施設を対象としたエイズ患者/HIV感染者生活支援実態調査』の集計がまとまりました

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  • 2013.2.21

 

年度が始まったときから準備を進め実施した、北海道内の『施設を対象としたエイズ患者/HIV感染者生活支援実態調査』は9月中旬に回答を締切り、この度、その集計ができました。以下に、結果の要点をまとめてご報告します。
 
  • 発送数851のうち回答があった施設は、228で回収率は26.8%
  • 回答があった全施設で、これまでエイズ患者/HIV感染者の受け入れ実績が無い
  • 受け入れ可能と回答した施設は、4.8%
  • 情報・医療連携などのサポートがあれば受け入れ可能と回答した施設は、62.3%
  • 今後、受け入れにあたり、重要だと思われることの上位は、情報提供、職員への対応、拠点病院との連携、緊急対応、マニュアルの整備
  • 今後、受け入れにあたり、心配・懸念されることの上位は、受け入れ経験の有無、医療機関のサポート、HIV・エイズの知識、職員へのリスク保障
  • 受け入れ可能と答えた施設の回答内容と、準備ができれば可能と答えた施設の回答内容を統計学的に分析した結果、心配・懸念する内容において回答に差があることが示された。すなわち、その内容を2~3ヶ解消することにより、準備が必要と回答した施設でも受け入れ可能となる可能性が示唆された
 
 統計学的な分析をいれているので少し表現が難しくなっていますが、要約すると、現段階でもすでに受け入れOKという施設がいくつかあり、半数以上の施設は準備が整えばできるかもしれないと答えています。その準備必要という内容や心配・懸念している内容というのは、例えば、職員研修の実施、マニュアル作成、病院との連携などです。今後、これらを積極的にサポートしていければ、施設での受け入れが進む可能性があるということになります。
 詳しい内容は 中間報告書 をご覧ください

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