[ 「HIV/エイズ市民フォーラム in 札幌」 雪積もる会場にご参加ありがとうございました 2017.12.16開催 ]
HOME > はばたきインフォメーションスクエア > HIV・薬害エイズ情報 > HIV・AIDS検査
- 2017.12.20
「HIV/エイズ市民フォーラム in札幌」
2017年12月16日(土曜日)、雪積もる会場にご参加ありがとうございました
市民視点での、やさしいトークイベントでHIV/エイズの基礎知識から予防行動などを、
司会の澤田 南さんの進行のもとに、優木 まおみさん(コメンテーター/モデル)と遠藤
知之先生(北海道大学病院HIV診療支援副センター長)が具体的にわかりやすく話を進め
てくださいました。 午前中の雪で、やや交通機関が乱れている中、60人が参加してくださ
いました。ありがとうございました。
会場の共済ホールでは、第一部のトークイベントのほか、実際のHIV検査申し込みや検
査方法、検査結果や相談方法などを、サークルさっぽろを運営しているはばたき福祉事業団
北海道支部の沼田 栗実が解説しました。
「サークルさっぽろ」は、社会福祉法人はばたき福祉事業団が札幌市から委託運営してい
る、NGOによるHIV検査・相談室です。この度、「サークルさっぽろ」が開設10年を迎
えるにあたり、北海道のHIV/エイズ検査数を上げ、突然発症のエイズ新規患者数を減少
などを訴える機会として、ヴィーブヘルスケア株式会社、北海道大学病院の遠藤知之先生と
ともに「HIV/エイズ市民フォーラム in札幌」を共催いたしました。札幌市のご後援も
いただきました。共催、ご講演をいただきました関係機関のみなさまには改めて感謝申し上
げます。
みなさまに知っていただきたいことに、北海道のHIV検査受検者数は全国ワーストワン
となり、札幌市の年度検査件数は08年の2672件から16年度は1613年件と4割減となっています。
「サークルさっぽろ」はその中で札幌市(11の保健所がある)のHIV検査件数の半数近
く、全道の3分の1の件数をNGOとして担っています。
HIV感染の怖さを当事者として知っている薬害HIV感染被害者が中心となって運営し
ています「はばたき福祉事業団」だからこそ、何とかHIV/エイズの感染予防を知っても
らう、HIV感染減少の社会をつくっていくことを、ずっと訴え続けていきます。一度感染
したら一生体から出ていかないHIV、感染しない予防行動をと。
不安なとき、「サークルさっぽろ」のやさしい検査・相談室に問い合わせてください。
毎週土曜日午後4時~7時(検査日)、予約受付(毎週月~土:10時~5時 0120-230396)