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[ エイズ 30年、新たな感染者減少へ 早期治療が感染者減につなげる有効性 立証 ]

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  • 2011.11.23

≪エイズ 30年、感染者減少へ  早期治療と感染者減の有効性、発揮し始める ≫

【2011年11月22日 [AFP]より】

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)は11月21日、エイズ治療を受けた人数が大幅に増えた結果、

2010年のエイズ関連の死者数が推計180万人と、ピーク時(2006年)の220万人から大幅に

に減少したとする報告書を発表した。

 ミッシェル・シディベ(Michel Sidibe)同事務局長は、「早期に治療を受けさせれば新た

な感染者数が減ることを、初めて立証できた年になった」と述べた。

 なお、2001-2010年に治療を受けた人数が最も増えたのはサハラ以南アフリカ諸国で、増

加率が20%だった。

 例えば、ナミビアでは、エイズ治療を受けた人の割合が90%、コンドーム使用率が75%と

それぞれ大幅に増えた結果、新たな感染者数は2010年までに60%減少したという。

 UNAIDSによると、現在世界中で、エイズ治療を受ける必要のある人の約半数が治療を受け

ている。

 なお、2010年末時点のHIV感染者数は、推定3400万人となっている。

 (c)AFP

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