【 HIV、HCV関連ニュース (24年11月~25年1月現在) から 】
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- 2013.1.22
HIV、HCV関連のニュース(24年11月~25年1月現在)から
【 HIV薬、日本たばこ産業の「エルビテグラビル(HIV感染症)」
「コビシスタット」(抗HIV薬に対する薬物動態学的増強)」をオーファン指定通知 】
厚生労働省医薬食品局審査管理課は平成24年11月14日付で、(HIV感染症)及び(抗HIV
薬に対する薬物動態学的増強)の効能・効果が期待できるとして、それぞれ「エルビテグ
ラビル」「コビシスタット」を希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の指定の課長通
知として出された。
【 英GSK、「エルトロンボパグ(レボレード)」、米で適応追加の承認取得。
血小板低下のC型慢性肝炎患者のINF治療での更なる低下を防ぎ治療継続に期待が 】
英グラクソ・スミスクラインは平成24年11月30日、トロンボポエチン受容体作動薬「エル
トロンボパグ(日本製品名「レボレード」)」について、米FDAが血小板減少を伴うC型
慢性肝炎患者のインターフェロン治療の開始・継続に対する支持療法の適応追加を承認した
と発表した。
血小板が低下しているC型慢性肝炎患者は、インターフェロン治療によりさらに血小板が
低下するため、インターフェロン治療を始めたり続けたりすることが困難となる。米国では
C型慢性肝炎患者約420万人のうち、3.5%が血小板が少なく、インターフェロン治療の導入
・継続ができないという。
日本では、レボレードとして慢性特発性血小板減少性紫斑病の適応で2010年12月に発売。
今回、米国で承認された追加適応は臨床第3相試験を行っている。
(平成24年12月4日付 「日刊薬業」より)