カレトラ配合剤二報 カレトラ配合剤、1日1回投与の承認取得 アボット
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- 2011.2. 4
【HIV】 ≪カレトラ配合剤、1日1回投与の承認取得 アボット≫
アボット ジャパンは12月10日、抗HIV薬「カレトラ配合剤」(一般名=ロピナビル・リトナビル配合剤)について、HIV感染症の成人患者に対する1日1回投与の用法で承認を取得したと発表した。
これまでは1日2回投与だったが、投与回数が減ることで、患者の利便性向上が期待される。
承認された新用法は、1日1回投与を選択する方が、アドヒアランス(治療方針の決定に患者が積極的に参加し、その方針に従って治療を受けること)の維持または向上を期待できるケースを対象とする。
また薬剤耐性検査で、ロピナビル由来の耐性変異数が2以下の場合に限られる。
エファビレンツやネビラピンなどと併用する場合は、1日1回の投与はできない。
(平成22年12月14日付 「日刊薬業」より)