『「薬害エイズ裁判 和解17周年記念集会(3月23日)」 みなさまの多数のご参加をいただき盛会となりました。ありがとうございました』
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- 2013.3.25
[『薬害エイズ裁判 和解17周年記念集会』(3月23日)
多数の方々に参加いただき、ありがとうございました。 ]
桜が一挙に開花した東京、「薬害エイズ裁判 和解17周年」の記念集会を行
いました。東京駅近くの「フクラシア東京ステーション 会議室C」の会場いっ
ぱいの参加者、おかげさまで盛会な集会となりました。
約1400人もの被害者の内、被害発生時から今日までに亡くなった674人
に対し全員で黙祷し、引き続いて献花をいたしました。主催者側で用意した花だ
けでなく、参加者が持ち寄った献花もあり、献花台は花いっぱいとなりました。
厚生労働大臣の挨拶を栄畑医薬食品局長が代読し、国としての薬害エイズ被害
に対する反省とその下での薬事法改正や血液法による国内自給体制確立に触れ、
また被害者の恒久対策も引き続きしっかりやっていくことを述べた。
一方、今回の講演をしていただいた薬害スモンの被害者でありスモンの会全国
連絡協議会の辻川事務局長が、スモンの経緯や裁判闘争そして恒久対策の経過の
お話の中で、国の対応は約束をっ守らないことが多いことを指摘。被害者側は常
に目を凝らし声を上げ、約束事が曲がらないようにする重要さを何回も話された。
薬害エイズについても、様々な制度が変わるたびに被害者の救済について見落
とされたりそぎ落とされることがあります。被害者自身がしっかり自分の被害を
見つめ、必要な課題を提起していくことが大切です。
被害関係者以外で参加された方々は、森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会、
厚生労働省、日本赤十字社、日本血液製剤機構、PMDA、日本薬剤師会、国立
国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター、大阪医療センターHIV/AIDS
先端医療開発センター、横浜市民病院、首都大学東京・健康福祉学部の方々、田
辺三菱製薬株式会社など、患者団体・支援者・行政・医療や製薬関係者など多数
の皆さんに出席をいただきました。
また、元厚生労働大臣・舛添要一参議院議員、森ゆうこ参議院議員、新潟大学
医歯学総合病院・内山聖病院長、独立行政法人国立病院機構九州医療センター・
村中光病院長、日本赤十字社血液事業本部・西本至本部長、ジャーナリスト・櫻
井よしこさん、社会福祉法人せいひ会・本田元人理事らからメッセージを頂戴い
たしました。
なお、薬害エイズ被害に関係する製薬企業5社から、今回もスタンド花の献花
がおくられましたを。
みなさまの心こもったご支援に改めてお礼申し上げます。
プログラム: 開催の挨拶(東京HIV訴訟原告団代表)
黙祷・献花
来賓挨拶:厚生労働大臣挨拶・代読 医薬食品局長
講演:薬害スモンに学ぶ 「スモンて何」
スモンの会全国連絡協議会・辻川郁子事務局長
東京/大阪HIV訴訟弁護団の挨拶
閉会の挨拶(大阪HIV訴訟原告団代表)