広島原爆６６年　日本は負の遺産、なんで消そうとするのか

暑い夏、８月６日、広島原爆被爆６６年。

テニヤン島を飛び立ったエノラゲイ、午前８時１５分　広島上空に

無防備のまま、多くに広島市民が被爆を受けた。そして、８月９日に長崎が。

原爆、被曝に深刻な被害を受けているのに、負の体験を消し去ろうとする人の多いこと

原発も事故は起きない前提か何か知らないが、最悪の事態は考えていない対応で、

日本に取り返しのつかない被曝事件を起こした。

生命より経済優先の裏の怪物たち、菅総理が言う「薬害エイズの構造と同じ」の

産学官の濃密な癒着構造にあきれる。

ところで、負の遺産を大切にしない構造は、同じ血友病患者や医療者にも生じている。

薬害エイズ被害をひたすら表にしない雰囲気である。

絶対に許せないことが次々と表面化してくる

薬害エイズ事件の反省を機に建立された「薬害根絶誓いの碑」

その魂は、１４００人の感染被害者、命を奪われた６６０人（2011年8月5日現在）の

怒りに満ちている。

広島から発せられたメッセージに、「原発に対する国民の信頼を根底から崩した」

と、国にエネルギー政策の見直しと、放射線の脅威は多くの人々を不安に陥れた

と核の脅威が訴えられた。

原発安全監視と原発推進が同じ場所にあるのはどうしてもおかしい。

薬も、被害救済、安全情報管理と開発推進が総合機構にあるのもおかしい。

マスコミは裏の怪物にコントロールされているのか真実が報道していないように飛び

交っているし、おかしいことがごまかされていく社会なのかとあきらめはあるが

やはり、真実は真実、誰か生き証人が発言する。

社会福祉法人はばたき福祉事業団オフィシャルサイト