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「薬害エイズ裁判 和解20周年記念集会」開催のお知らせ

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  • 2016.2.12
東京・大阪の薬害エイズ訴訟が1996年3月29日に和解が成立してから、20周年を迎えようとしています。
 
1980年代、1400人以上の血友病患者らが、米国由来の非加熱濃縮血液製剤によってHIVに感染させられるという未曾有の被害が発生しました。これにより、すでに原告の半数を超える695名が亡くなりました。
 
近年は、HIV/HCV重複感染や脳内出血などにより毎年10名前後の仲間の命が奪われ、今も生き続けている患者の数は時の経過とともに少なくなっています。一方で、最愛の家族を失った遺族の悲しみや喪失感は、癒えるどころか、年月の経過とともに増していくばかりです。
 
私たちは患者の命を守るため、そして遺族の支えとなるために救済策の更なる充実を求め、また薬害再発防止に向けた取組みをこれからも続けてまいります。
 
昨年、被告企業の一つである一般財団法人化学及血清療法研究所が製造している血液製剤が、長年承認書と異なる方法で製造されている不法行為が判明しました。裁判や和解協議の最中にも、この様な不正が行われ続けてきたという事実は、薬害エイズ被害者に対する重大な裏切りであり、和解の精神を踏みにじる行為に怒りを抑えることができません。
 
東京・大阪HIV訴訟原告団・弁護団では、薬害エイズの被害を広く社会に訴えるとともに、亡くなられた被害者を追悼するために、「薬害エイズ裁判 和解20周年記念集会」を開催いたします。
 
今回は、14年ぶりに厚生労働大臣出席が出席をいたします。また、最前線で被害者の救済医療に取り組むACC、ブロック拠点病院の医療者によるパネルディスカッションなどを行う予定です。年度末のお忙しい時期ですが、ぜひご出席のほどよろしくお願いいたします。
 
●日時:平成28年3月26日(土)14:00-17:30
     千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5階
 
●プログラム
開会の挨拶
黙祷
献花
来賓の挨拶
パネルディスカッション
休憩
当事者挨拶
弁護団挨拶
演奏
来賓の挨拶
閉会の挨拶
 
●詳しくは、チラシをご参照下さい。

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