• 北海道のHIV・エイズ情報 HAND社団福祉法人はばたき福祉事業団 北海道支部北海道のHIV・エイズ情報 HAND
  •  
  • hamataki 賛助会員募集! 1口1,000円(学生)から賛助会員を募集しております。
  • 就労支援!!HIV感染者の就労環境向上のために!
  • 世界肝炎連盟
  • はばたきWEB調査ポータルサイト

第6回はばたきミニコンサートが行われました。

HOME > はばたきインフォメーションスクエア > HIV・薬害エイズ情報 > 薬害エイズ

  • 2016.11.10
10月22日に第6回はばたきミニコンサートが、昨年と同じく汐留ホールで行われました。当日は約60名の方が来場され、アットホームな雰囲気の中での演奏でした。
 
プログラムは、水口真寿美さん(弁護士、東京HIV訴訟弁護団副団長)による歌曲からスタート。毎回新しい衣装でこのコンサートに臨む水口さんは、「待ちぼうけ」「アベマリア」「私のお父さん」の3曲を歌いました。「待ちぼうけ」のくしゃみの演出もとても良かったと思います。
 
IMG_1619.jpg IMG_1624.jpg
 
次も独唱でした。毎回、「みんなで合唱」のコーナーで歌唱指導をお願いしている被害者の方は、声楽科出身で、ご自身が関わっている合唱団のコンサートでも独唱をしています。今回、その歌声をぜひミニコンサートで聞かせてほしいとお願いしたところ、快諾をいただき、「カーロ・ミオ・ベン」と「野ばら」の2曲を歌っていただきました。声量が素晴らしく、ご来場の皆様も満足していただけたと思います。
 
引き続き、「みんなで合唱」です。これまでは「青い山脈」を歌っていましたが、若い方にはなじみがないということで、「上を向いて歩こう」を歌いました。年齢を問わず皆が口ずさむことができるこの曲は、合唱にぴったりで、皆さんよく声が出ていました。
 
休憩をはさんで、伊藤雅治さん(元厚労省医政局長・現全国訪問看護事業協会会長)、大平勝美理事長、そして厚生労働省健康局結核感染症課長の浅沼一成さんを交えてトークを行いました。被害患者の平均年齢は40代半ばですが、10代の頃に被害にあい、差別偏見の中で就職もままならず、社会的な基盤が築けていない被害者が多いことが報告されました。
 
IMG_1646.jpg IMG_1652.jpg
 
そして、伊藤さんのシャンソンです。第1回からすべて出演されている伊藤さんは、「あとには何もない」「パリの橋の下で」「パパはママが好き」の3曲を歌いました。出演のたびに上達しており、最近では他のコンサートにも多く出演されています。翌日もコンサートがあるということで、終了後はリハーサルに向かいました。
 
IMG_1660.jpg IMG_1661.jpg
 
最後は、今回のゲスト奏者のジャズバンド、ジャズピアノの松本恵美子さん、フルートのSallyさん、ドラムの岩間武久さんの3名です。バンドは初めてでしたが、とても賑やかな演奏で、曲目もどこかで聴いたことのあるものばかりで、楽しいひと時を過ごすことができました。
 
IMG_1664.jpg IMG_1669.jpg
 
演奏の最後には、感謝の意味を込めてプレゼントを送らせていただきました。出演者の皆様には、被害者支援のためにいつもボランティアで演奏をして頂いております。本当に感謝しております。今後も新たな出演者や演奏で楽しいコンサートにしていきたいと思ていますので、どうぞ次回もお楽しみにしてください。
 

<<  第13回メモリアルコンサートの開催日と出・・・公開シンポジウム「HIV/HCV重複感染・・・  >>