第15回はばたきメモリアルコンサート 開催のお知らせ
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- 2019.7.19
第15回目となるはばたきメモリアルコンサートを、下記の日時、会場にて開催することが決まりました。
ある被害者と音楽家の出会いをきっかけに始まったこのコンサートは、昨年から大きくリニューアルを行い、薬害エイズ事件の被害を知らない若い世代に被害の実態と教訓を伝えていくことに主眼をおいています。出演者も若い世代です。今回出演を快諾していただいた竹多倫子さんは最年少の被害者とほぼ同世代、「慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団」の現役メンバーは薬裁判の和解前に生まれた方々です。こうした方々と協力をして、たくさんの若い世代にご来場いただき、薬害エイズ事件を風化させないように、音楽を通して伝えていきたいと思います。
●日時:2019年10月2日(水)午後7から9時
●会場:王子ホール
東京都中央区銀座4丁目7番5号
●入場料:一般4,000円 学生2,000円
※全席自由。学生券は限りがあります。未就学児童の入場はご遠慮ください。
なお、チケット販売につきましては、はばたき福祉事業団の他にイープラスでも購入できます。
●プログラム:
【前半】日本の歌
1.竹多倫子
すてきな春に/朧月夜/浜辺の歌/箱根八里/赤とんぼ
2.ワグネル(現役)
見上げてごらん夜の星を/誕生/最上川舟歌
3.竹多倫子、ワグネル(現役、OB)
落葉松
【後半】オペラを中心に
1.竹多倫子
オペラ《ポギーとベス》より、「サマータイム」
2.竹多倫子、ワグネル(現役、OB)
オペラ「メリーウイドー」より、ビリアソング
3.ワグネル(現役、OB)
オペラ「ナブッコ」より、行けわが思いよ、金色の翼に乗せて
4.竹多倫子
オペラ《蝶々夫人》より/「ある晴れた日に」/「かわいい坊や」
オペラ《タンホイザー》より「崇高な殿堂よ」
※当日曲目が変更になる場合がございますので、予めご了承下さい。
●出演者
●ソプラノ:竹多倫子
第47回日伊声楽コンコルソ第一位、及び歌曲賞受賞。第82回日本音楽コンクール第一位、及び岩谷賞(聴衆賞)、E.ナカミチ賞受賞。伊・オルヴィエート第20回国際声楽コンクール『蝶々夫人』表題役で優勝。2015年イタリア・マンチネッリ歌劇場にて『蝶々夫人』蝶々夫人役で海外デビューを果たす。2017年日生劇場 NISSAY OPERA 2017 オペラ『ルサルカ』でルサルカ役にて出演。平成26年度文化庁新進芸術家海外研修生として伊・ミラノに留学。平成29年度第28回五島文化財団オペラ新人賞受賞。
●慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団は1901年に創立された長い歴史と伝統を誇る慶應義塾の音楽団体です。長い時間をかけて培われた発声技術に裏付けされる我々の演奏は「ワグネルトーン」と呼ばれ、その演奏を評価されております。東京六大学合唱連盟定期演奏会、東西四大学合唱演奏会、そして当団単独での定期演奏会の三つの演奏会を軸に、国内外の演奏旅行、企業やホテルなどからの依頼演奏など多方面で活躍しております。
●ピアノ:北田法子
桐朋学園大学卒業後、ドイツ・ベルリン芸術大学ディプロム課程、オーストリア・モーツァルテウム大学にてコンサートソリスト、ポストグラデュエイトコースを合わせて修了する。複数の国際コンクールにて入賞。東京文化会館小ホールにて日本演奏連盟主催のソロリサイタル、モーツァルト愛好会主催のコンサート,社会福祉法人はばたき福祉事業団のメモリアルコンサートに出演するなど、精力的に音楽活動を行う。
●指揮:吉川貴洋
神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業。同大学大学院理工学研究科修了。松下電器産業株式会社に勤務した後、指揮者となる。11歳で東京室内歌劇場『アマールと夜の訪問者』(栗山昌良演出)にアマール役として出演。大学在籍中より20年にわたり故畑中良輔氏の下で研鑽を積み、慶應ワグネル、同OB合唱団等を指揮し好評を得る。現在、伊藤忠商事東京コーラス部、藤沢男声合唱団、混声合唱団水曜会等、8団体の音楽監督、常任指揮者を務める。指揮法を故北村協一氏に師事。近年は歌手としても活動中。