第14回はばたきメモリアルコンサートにたくさんのご来場、ありがとうございました。
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- 2018.11.15
新しく生まれ変わったはばたきメモリアルコンサートが、11月14日、王子ホールにて開催されました。天気にも恵まれ、たくさんの方にご来場いただきました。本当にありがとうございました。
今回は歌曲のお二人、新海康仁さん(テノール)と田崎尚美さん(ソプラノ)によるオペラの名曲で楽しんでいただきました。有名な曲を集めた選曲で、さらにMCで曲の説明もあり、たくさんの名曲をより深く楽しんでいただけたと思います。
ソロだけではなく、二人の掛け合いも楽しめた二重唱もまた良かったと思います。歌だけではなく、新海さんのトークや田崎さんの衣装でも楽しむことができました。
北田法子さんは、歌曲のお二人のピアノ伴奏を一人で弾き切りました。英雄ポロネーズの演奏もお見事で、今回最も演奏時間が長く、また企画立案や様々な調整など、リニューアルとなった今回のコンサートにおいて最もご尽力を頂きました。
最後は、出演者と来場者が全員でエーデルワイスを合唱。新しくなった王子ホールに、全員の歌声が響き渡りました。
今回のコンサートでは、薬害エイズ事件を風化させず、若い世代にも被害を知ってもらい、伝え続けていくことをテーマに掲げて、被害者の最年少である35歳前後の若い演奏家に出演して頂きました。
そして若い世代の被害者である武田飛呂城さんが、自分の被害体験を語りました。告知を受けて自暴自棄になりながらも、死の恐怖を乗り越えて、今をしっかりと生き抜いていることを伝えました。
来場者の方が楽しみにしていることとして、被害者遺族の手作りグッズがあります。以前ホームページでもご紹介した新作のポップアップカードは、来場者にお配りしている資料の中に同封させて頂きました。また、会場で寄附をして頂いた方には、写真にあるような様々なグッズをお渡ししました。たくさんの方から心温まる寄附を頂戴しました。本当にありがとうございます。今回は演奏家よりもさらに若い助っ人?のおかげで、これまでで最も多い10万円を超えるご寄附となりました。
また、衆議院議員の枝野幸男氏からメッセージを頂戴いたしました。当日ご紹介できませんでしたが、ホームページで皆様にご紹介したいと思います。