◇はばたき血友病情報〈米バクスター開発の長時間作用型血液凝固因子製剤、FDAへ治験申請〉
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- 2013.1.22
【 米バクスター 血友病A治療薬「BAX855」、臨床第1相試験で良好な結果。
「アドベイト」の1.5倍の半減期、米で1~2月に臨床第2/3相試験開始予定 】
米バクスターは、臨床第1相試験(治療歴のある18歳以上の重症血友病A患者19人を対象)
の良好な結果を受け、血友病A治療用の治験薬「BAX855」について、FDAへ治験許可申請
を提出したことを発表。
患者からの開発要望の強い長時間作用型の血液凝固因子製剤として注視されてきたが、よ
うやく実現化へ歩みだした。
米バクスターによると、蛋白の作用時間を延長させるポリエチレングリコール化の技術を
「BAX855」に採用。既存「アドベイト」の基本的な特性を維持しつつ投与頻度の軽減をもた
らす可能性、血友病A患者の新たな治療選択肢となる可能性を示唆。
第2/3相試験は多施設共同オープンラベル試験として、2013年1~3月中に米国の治療
歴のある成人血友病A患者100以上を対象に開始予定という。
(平成25年1月15日付 「バクスター株式会社」ニュースリリースより)
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