◇はばたき血友病情報「独バイエル 新たなインヒビター製剤開発、半減期が長くなる期待」
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- 2012.12.12
≪新たなインヒビター製剤の開発 独バイエル 半減期が長くなる可能性の期待≫
【 独バイエル 新規第Ⅶa因子製剤のP2/3、第1集団の登録完了 】
独バイエル ヘルスケアは12月5日までに、新規遺伝子組み換え型血液凝固第Ⅶa因子製
剤「BAY 86-6150」の臨床第2/3相試験「TRUST」で、最初の患者集団(インヒビ
ターを持つ血友病Aまたは血友病B、日本も参加予定)の患者登録が完了したと発表した。
「BAY 86-6150」は、第Ⅶ因子のアミノ酸配列をわずかに修飾することで、循環血中半
減期が長くなるほか、活性化血小板への親和性が高まる可能性があり、既存の製剤に比べ
て投与頻度が少なくなることが期待される。
(平成24年12月6日 「日刊薬業」から)