遺伝子組換え型フォンビルブランド因子製剤(バクスター)、希少疾病用医薬品として厚労省指定
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- 2012.3.23
≪厚労省 遺伝子組換え型フォンビルブランド因子(バクスター)、オーファン指定に≫
厚生労働省医薬食品局審査管理課は、平成24年3月19日付の課長通知で、申請されていた
7件の医薬品について、希少疾病用医薬品として指定したことを都道府県に示した。
そのうち、バクスター株式会社が申請していた、
「遺伝子組換え型フォンビルブランド因子(フォンビルブランド病患者に対し血漿中の
フォンビルブランド因子を補い、その出血傾向を抑制する)」、また「ルリオクトコグ
アルファ(遺伝子組換え)(血漿中の血液凝固第Ⅷ因子濃度が低下しているフォンビル
ブランド病患者に対し血漿中の血液第Ⅷ因子を補い、その出血傾向を抑制する)」の
2品目が希少疾病用医薬品として指定された。
(平成24年3月22日付 「日刊薬業」から)
■今回指定されたバクスター社の遺伝子組換え型フォンヴィレブランド因子(rVWF)は
同社のホームページ上で下記のように紹介されている。
[ 遺伝子組換え型フォンヴィレブランド因子製剤は、血漿およびアルブミン等のヒトま
たは動物由来たん白を全く添加しない製法プラズマ/アルブミンフリー製法により製造
されています。遺伝子組換え型フォンヴィレブランド因子の臨床開発は、現在当社以外
では実施されていません。当社の遺伝子組換え型フォンヴィレブランド因子製剤は、
2010年11月に欧州委員会(EC)および米国食品医薬品局(FDA)より、希少疾病用医薬品
の指定を受けています。 ]