◇はばたき血友病情報(研究・開発) 米バクスター 長時間型アドベイト、P1で投与開始
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- 2012.1.22
≪米バクスター 長時間型のアドベイト、P1で投与開始 ≫
米バクスターは1月12日までに、長時間作用型の遺伝子組換え型全長
第Ⅷ因子「BAX 855」について、血友病A患者を対象とした臨床
第1相(P1)試験の治験薬投与を開始したと発表した。年内にはP1
試験を終了する予定。
同剤は、血友病A治療薬「アドベイト」にポリエチレングリコール
(PEG)を結合させることで安定性を向上。今回の臨床試験で、
アドベイトよりも投与頻度を少なくできるかなどを検証する。既存の
定期補充療法では、アドベイトを通常2-3ごとに投与する。
試験対象者は、治療歴のある12歳以上の重症血友病A患者。P1
試験では、BAX 855の安全性、忍容性、薬物動態を評価する。
(平成24年1月13日付 「日刊薬業」より)