◇はばたき血友病情報(研究・開発) 「 ナノキャリアとLFB社による長期で安定性ある 血友病治療薬(第Ⅶ因子)の共同研究」
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- 2011.10.13
[ ナノキャリア 仏LFB社と血友病治療用タンパク質 rhFⅦaに関する新たな
共同研究で合意 ]
ナノキャリア10月11日、仏LFBバイオテクノロジーズ(LFB社)と新たな共同研究
を実施することで合意したと発表した。
LFB社の血友病治療用タンパク(第Ⅶ因子)をナノキャリアの技術によってミセル化
した徐放性(徐放性製剤1). 通常製剤では達し得ない臨床上の効果あるいは利便性
を達成するために、 意図して放出速度を遅くした製剤。 通常の腸溶性製剤は徐放性
製剤には含まれません。 医薬品が体内に入った後、 薬効成分が徐々に溶け出すよう
に製剤を工夫する)ミセル化ナノ粒子製剤の試験を行い、同剤の長期での安定性や薬
などに関するデータを得るのが目的。
(平成23年10月13日付 「日刊薬業」から )]
1)LFBグループ フランスの政府系グローバル製薬企業、血液製剤のリーディングカ
ンパニー。血液製剤の売り上げ規模では世界 6位、免疫疾患、血友病、がん等の難
病や希少疾患を得意分野とし、バイオテクノロジーに基づいた薬剤の開発・製造・
販売を行っています。