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『2016年は、襟を正した医薬品会社であってほしい~化血研などの不正問題から』

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  • 2015.12.25

[2016年は、襟を正した薬事行政、血液事業 また医薬品会社の姿勢を望む]

 

「12月25日午前6時のNHKニュースによると、厚生労働省は化血研に対して

業務停止処分を行うという方針を決めたという。業務停止期間は数十日から数か月。

代替できない製剤を一部の血液製剤やワクチンを除きすべての薬を出荷できなくなる。

 

化血研という財団法人は、薬害エイズ事件の反省もなく、また和解確認書に署名している裏で

違法な行為を行い、また薬害エイズ事件を契機に血液法や改正薬事法の施行も無視して、

人の命に直結する医薬品製造という極めて重大な責務を蔑ろに無法な製造・販売を続けぬいて40年。

無届はどころか偽装工作などあるまじき行為は厳罰に処せられなければならない。まして、国民の善意

による献血血液をかような形で世に送り出そうなどと、日本全体を敵に回してのふるまいである。

 

一方、このような無法なふるまいを発見できず、またリスク管理という面での怠りは、国も猛省しなければならない。

 

薬害エイズ感染被害者として、化血研のような会社は組織そのものの腐食構造からして、霧散してほしいと願う。

大切な薬の製造等については、海外の荒れた状況から見てのリスク管理から、国内の頼れる会社に居ぬきで

引き渡すなりして対処すべきだと考える。」

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