9月は障害者雇用支援月間です
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- 2018.9.18
9月は障害者雇用支援月間です。企業だけではなく、国民全体に障害者雇用の機運を醸成するとともに、障害者の職業的自立を支援するため、厚生労働省や独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構をはじめとする関係機関、都道府県が協力して、障害者雇用支援月間ポスターの原画の公募・展示、職場改善の好事例の募集・公表など、様々な啓発活動を行っています。
しかしながら、こうした支援を行っている一方で、中央官庁による障害者の法定雇用率を満たすための水増し雇用が行われていたことが発覚しました。
HIV感染者は薬害エイズ裁判の和解により、1998年から内部疾患の身体障害者と認定され、身体障害者手帳を交付されるようになりました。はばたき福祉事業団では、この手帳を社会参加へのパスポートと位置付け、この10年以上にわたってHIV感染者の就労支援を行ってきました。この就労支援の特徴は様々な立場の人が協働して支援に取り組むということでした。その中には、厚生労働省も加わっていましたが、その厚生労働省においても水増し雇用が行われていました。障害者雇用の旗振り役である厚生労働省でも行われていたことに憤りを禁じ得ません。障害者雇用支援月間である今、改めてこの問題について深く反省し、二度とこのようなことが起こらないように早急な対応を望みます。