第10回はばたきメモリアルコンサートへ、ご来場ありがとうございました。
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- 2014.3. 6
第10回はばたきメモリアルコンサートにご来場をいただきまして誠にありがとうございました。当日はあいにくの空模様でしたが、本当に多くの方にご来場をいただきました。
開演に先立ち、大平勝美理事長から、開会のあいさつと被害者の現状についての報告がありました。続いて、第10回を記念して、池辺晋一郎先生、迫田朋子さん、そして被害者の「お母さん」による記念座談が行われました。被害者自身がステージに登壇するトークは久しぶりのことで、お母さんは、薬害のことを知ってほしい、そして差別偏見をなくしてほしいと訴えました。
演奏は、まず新進気鋭のバンドネオン奏者・三浦一馬さんが登場。バンドネオンをはじめるきっかけとなった思い出の曲、オブリビオンを池辺先生の伴奏で演奏しました。宮下宣子さんは、トロンボーンと、そのもととなった古楽器・サクバットの2つの楽器を使い分けて、楽しい演奏を披露してくださいました。
このコンサートを意義のあるものにしてくださる迫田朋子さんの詩の朗読は、弟を亡くした姉の思いを綴ったもの。そして、これまで朗読された方々の詩にも触れ、たくさんの被害者への思いを込めた朗読となりました。
その後には、池辺先生が被害者への思いこめて作曲された「やすらぎの翼」の演奏。もちろん、モルゴーア・クァルテットのメンバーによる演奏です。
そして、最後はアンコール。おなじみの愛の挨拶を出演者全員で演奏しました。
このコンサートは、多くの方々のご支援により、記念となる第10回を迎えることができました。厚生労働省様、日本赤十字社様、日本製薬工業協会様からはご後援をいただきました。雨が降る寒い中、セコム医療システム様、日本赤十字社様には会場ボランティアをしていただきました。
そして、総合音楽監督として素晴らしいコンサートを作り上げて下さった池辺先生、このコンサートの実現にご尽力をいただいた石岡先生、毎回被害者の思いに触れた詩を朗読してくださった迫田さんにも感謝申し上げます。
また、ご来場いただい方から、70,105円ものご寄附をいただきました。ご寄附を頂い方々には、御礼としてお母さん手作りのグッズをプレゼントさせていただきました。
その他にも、多くの方々から、ご協力、ご支援をいただきました。本当にありがとうございました。