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【オンラインセミナー】「SVR時代の肝臓治療」
HIV/HCV重複感染患者の多くは、経口薬によりC型肝炎ウイルスが消失しました。インターフェロン治療で消失しなかった方にとっては、ようやくといったところでしょうか。
しかし、ウイルスが消失しても肝硬変、肝がんになる方もいます。また、最近の研究班の報告では、ウイルス消失から3年が経過すると、少しずつ肝臓の数値が悪化しているとのことでした。ウイルスが消失しても、決して油断することはできません。
このオンラインセミナーでは、ウイルス消失後の肝臓治療について、長崎大学の研究班の先生方にご講演をしていただきました。外科的な視点からのお話も多く、興味深い内容となっていますので、ぜひご視聴ください。
講演1.血友病/HIV/HCV患者さんに対する肝移植治療
原貴信先生(長崎大学病院 移植・消化器外科 助教)
講演2.血友病/HIV/HCV患者での肝胆膵外科手術について
日髙匡章先生(島根大学 消化器・総合外科 教授)
講演3.血友病/HIV/HCV患者における一般外科手術と肝線維化評価について
曽山明彦先生(長崎大学大学院 移植・消化器外科 准教授)
●講師紹介
原貴信先生(長崎大学病院 移植・消化器外科 助教)
2007年 熊本赤十字病院 初期研修医
2009年 長崎大学病院 移植・消化器外科 修練医
2010年 山口県立総合医療センター 後期研修医
2012年 University Medical Center Groningen(オランダ)
肝胆膵・肝移植外科 臨床フェロー
2014年 長崎労災病院 副医長
2015年 長崎大学病院 移植・消化器外科 助教
2018年 九州医療センター 肝胆膵外科 医師
長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 博士課程修了
2019年 長崎大学病院 移植・消化器外科 助教
日髙匡章先生(島根大学 消化器・総合外科 教授)
1999年 長崎大学医学部附属病院 第2外科 入局
2003年 長崎大学大学院医歯薬総合研究科 大学院
2003~2006年 長崎大学 移植・消化器外科 医員
2007年 The department of Hepato-Pancreato-Biliary Surgery and Liver Transplantation, Hospital Beaujon – University Paris VII Research clinical fellow
2010年 長崎大学 移植・消化器外科 助教
2011年 山口県立総合医療センター 外科
2019年 長崎大学 移植・消化器外科 講師
2019年 Department of Surgery, Division of Organ Transplantation, University of Udine, Visiting Professor
2020年 長崎大学 移植・消化器外科 准教授
2023年 島根大学 消化器・総合外科 教授
曽山明彦(長崎大学大学院 移植・消化器外科 准教授)
2000年 長崎大学医学部附属属病院 第ニ外科
2001年 県西部浜松医療センター
2003年 国立村山医療センター
2007年 オランダ・フローニンゲン大学病院
2009年 長崎大学大学院 移植・消化器外科
2010年 エイズ予防財団 リサーチレジデント
2011年 長崎大学大学院 移植・消化器外科学 助教
2018年 厚生労働省移植医療対策推進室 室長補佐
2020年 長崎大学大学院 移植・消化器外科学 助教
2021年 長崎大学病院 肝胆膵外科・肝移植外科 講師
2022年 長崎大学大学院 先端技術展開外科学 准教授(先端技術展開外科学)